静岡県三島市は「東京へ通える移住先」として人気が高まっています。
とはいえ、多くの方が気になるのはやはり**新幹線通勤ってどうなの?**という点。
この記事では、実際に
「三島 → 品川」へ週2回の新幹線通勤を続けているぼくが、リアルな通勤事情をありのままにレポートします。
満員電車からの解放、快適さ、コスト、デメリットまで――
これから移住を検討している人にとって確実に役立つ内容になっているはずです。
もくじ
三島から品川への新幹線通勤はどれくらい快適なのか?
結論からいうと、
「通勤ストレス激減。快適さは想像以上」
です。
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在来線より圧倒的にラク
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行きも帰りもほぼ確実に座れる
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座ったまま軽食・読書・仮眠などができる
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三島駅は混雑がゆるめ
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東京も品川もアクセス抜群
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コストはかかるが、時間と快適さで十分元が取れる
「満員電車で押しつぶされるように出社していた頃のストレスはなんだったんだ…?」
と正直思ってしまうほど、快適度が高いです。
朝の東京行き:確実に座れる → 超快適に出社
朝の上り(東京方面)は 自由席でも“ほぼ100%座れます”。
理由はシンプル:
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三島は「各駅停車のこだまの本数が多い=座席の取り合いになりにくい」
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さらに三島発のこだまを使えば乗車率0%
📌 三島 → 品川:約45分
📌 座ってPC作業・読書・睡眠・軽食OK
所用時間は東京の郊外(八王子・多摩・千葉方面)から通うより早いケースが多く、さらに通勤時間は自分の時間として使えるので、実質の拘束時間は大幅に短く感じます。
夕方以降の品川発:帰りも意外と座れる
帰りの方が不安という声が多いですが…
結論:帰りも自由席でも座れます。
「こだま」は時間がかかるため、長距離利用者が少ないのが最大のポイントです。
ただし、一定車内は混雑しているのでポツポツと空いている席を探して座る、という感じになります。
とはいえ、
座って帰れる → 体力の消耗が少なく、仕事終わりでもラク。という安心感は大きいです。
実際、お盆や年末年始付近を含め、帰りに座れなかったことは一度もありません。
■ 新幹線通勤のメリット
① 満員電車のストレスが“ほぼゼロ”
以前の生活と比べると、
ストレスは 9割減
と言い切れます。
朝からぎゅうぎゅう電車に押しこまれることがないため、
出社前の疲労感がまったく違います。
② 通勤時間が「自分の自由時間」になる
仮眠・読書・仕事・動画視聴など、
自分のペースで過ごせる45分 が手に入ります。
特に子育て世帯は“自分の時間”を確保するのが難しいので、
ここは本当に大きい。
③ 終電の心配が少ない(三島の強み)
品川 → 三島の最終新幹線は 22:55発。
しかもこの列車は 奇跡の三島止まり。
つまり、
「うっかり寝過ごして別の駅まで行ってしまう」心配がありません。
東京での飲み会も
「一次会の最後や二次会の手前くらいまでなら参加できる」
この絶妙なバランス感が、実際に暮らしてみるとかなり助かります。
■ 新幹線通勤のデメリット
① 毎回の電子チケット予約はちょっと手間
新幹線通勤は快適だけど、**電子チケット予約の“ひと手間”**は正直あります。
● どんな手間?
・アプリで毎回ログインが必要
・チケット予約・変更の操作が地味に多い
・スマホ1つで完結するメリットもあるけど、人によっては「少しめんどい…」と感じるポイント
→ ただし、慣れれば1分くらいで完了します。
地味に嬉しいのが、乗車日の6日前~前日までにスマートEXアプリで予約すると、「EX早特1」という割引が使えます。
ぼくの場合、片道340円割引になるので事前に予約を済ませておきます。
② 特急料金は自己負担(会社による)
ぼくの場合、交通費の会社負担は「在来線部分のみ」。
新幹線特急料金(約3,500円/日)は自己負担です。
週2回の通勤だと月3万円前後 が目安。
シミュレーションして
「家賃・食費・水道代・光熱費などが東京より下がる分」と合わせて判断するのがおすすめです。
実体験としては、
・賃貸の家賃は東京より安くなった(その上広い)
・食費も安くなった(その上美味しい食材)
・水道代も安くなった(その上美味しい水)
・それでいて新幹線で快適通勤
なので、言うことなしでした。
③ 飲み会は“深夜まで付き合えない”
終電が23時前なので、
「0時まで飲む」「二軒目に行く」
というスタイルの人には不向きです。
ただ、個人的にはむしろ健康的でちょうどよいバランスです。
■ 新幹線通勤に向いている人・向かない人
◎ 向いている人
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満員電車が苦手
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通勤時間を“自分の時間”にしたい
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飲み会はほどほどでいい
▲ 向かない人
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特急料金の自腹が厳しい
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深夜までの飲み会文化が好き
■ 三島からの新幹線通勤はアリか?【結論】
ぼく自身の結論は
「強くおすすめできる」
です。
特に子育て世帯・リモートワーク併用の働き方なら、
三島は“快適さと東京アクセスの絶妙なバランス”を持つ貴重な街。
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自然が近い
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ご飯が美味しい
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街並みに癒やしがある
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車でレジャーにもすぐ行ける
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それでいて東京はすぐそこ
この生活スタイルが気に入っている方は、三島からの新幹線通勤は“ほぼ最適解”だと思います。
