三島に移住して、リモートワークが中心の生活。画面の中だけで仕事が完結する日々だからこそ、週末に自分の手で何かを育てる時間は、僕にとって欠かせない「儀式」のようになっています。
今回は、ジャガイモのメンテナンスと、夏野菜の定植。そして、三島の春の恵みを思いきり堪能した一日の様子をお届けします。
もくじ
「芽かき」の快感は、最高のストレス解消法だった
今日のメイン作業の一つは、ジャガイモの「芽かき」です。
芽かきとは? 成長して混み合ってきた茎を数本に絞る作業のこと。欲張って全部残すと、栄養が分散して小さなジャガイモばかりになってしまいます。太い芽だけを残して他を間引くことで、土の下にあるジャガイモに栄養を集中させ、大きく立派に育てるための大切な工程です。
これが、やってみると驚くほど没入できるんです。 根元をしっかり押さえて、回しながら「ぐりっ」と引き抜く。キレイにスポット抜けた瞬間の感触は、言葉にできないほど爽快!溜まっていた仕事のストレスが、芽と一緒に抜けていくような感覚です。
「これで次はもっと大きく育つかな」
そんな期待を込めて、少し顔を出していたジャガイモの頭に土を被せる「土寄せ」も丁寧に行いました。光に当たるとジャガイモは青くなって(毒素が出て)しまうので、このひと手間が美味しさを守る秘訣なんです。
プランター派から大地へ。ナスとピーマンに託す夏の夢
続いて、自分はナスやピーマンの苗植えへ。 実はこれまでも家庭菜園でプランター栽培はしていたので、苗を植える手つきはだいぶ慣れてきました。でも、やっぱりプランターと広い畑ではワクワク感が違います。
本日の定植リスト
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トマト苗 × 6
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ナス苗 × 6
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カボチャ苗 × 6
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ピーマン苗 × 4
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きゅうり苗 × 2
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キウイ × 2
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隣の区画では、手際よくミニトマトの支柱が組み上げられていて、「すごい……!」と思わず見惚れてしまいました。こういう「先輩方」の技術を間近で見られるのも、畑コミュニティの魅力です。
火を囲み、旬を茹でる。自宅ではできない贅沢な「食」の体験
作業を終えた僕を待っていたのは、最高のご褒美でした。 今朝主催者の方が採ったタケノコを、火起こしチームが外に大きな鍋を出し、薪で火を焚いて茹でてくれたんです。
自宅のキッチンでは到底できない、ダイナミックな光景。 茹でたてのタケノコは、歯ごたえも旨味も、スーパーで買うものとは次元が違いました。特に「姫皮(ひめかわ)」と呼ばれる柔らかい部分は、まさに絶品!
その日の夜は、いただいたタケノコで「タケノコご飯」と「青椒肉絲」を。 自分たちで火を囲み、手間暇かけて準備してもらった旬の味。三島の人の温かさと、自然の豊かさが胃袋に染み渡る夜になりました。
初めて知る「野菜の本当の姿」
後日、オーナーの方のご厚意で、畑で育っている大根や玉ねぎを収穫させていただきました。
大根を力いっぱい引き抜くと、中からちょうど良い立派なサイズが顔を出します。そして驚いたのが、初めて体験した玉ねぎの収穫です。
玉ねぎって、こうやって埋まってるの!?
実は僕、「玉ねぎが土に埋まっている姿」を初めて見ました(笑)。 普段スーパーのネットに入っている姿しか知らないので、土からひょっこり頭を出している様子は新鮮そのもの。
こうした「野菜の本当の姿」を子供と一緒に学べるのは、三島という環境ならではの贅沢だなと感じます。
おわりに:三島で見つけた、心と体を整えるリズム
移住して始めた「農のある暮らし」について、僕が感じているリアルな視点を整理しました。
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脳のリフレッシュ: 芽かきなどの単純作業は、リモートワークで疲れた脳の最高のデトックスになります。
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体験の拡張: コミュニティの仲間がいることで、火起こしや大規模な栽培など、一人ではできない領域まで体験の幅が広がります。
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圧倒的な食文化: 自身で栽培・収穫できる環境は、子育て世代にとっても最高の食育になります。
平日は集中して働き、週末は土の上で無心になる。 そんなメリハリのある暮らしが三島移住では実現できます。
【追伸:実際にやってみて思ったこと】
今回、予想外に心に残ったシーンがあります。それは5歳の娘が家で大根を洗う姿でした。
スーパーで売られている綺麗な状態ではなく、土まみれの野菜を自分の手で綺麗にする。そのプロセスを楽しんでいる姿を見て、「ああ、三島に来てよかったな」としみじみ感じました。





